
PERSONAL & EXECUTIVE COACHING
─ 非認知スキルと脳科学に基づく、“自発的な行動変容”を生み出すコーチング ─
◆ 個人にも、組織にも、実践的に届くコーチング
- 「やるべきことは分かっているのに動けない」
- 「モチベーションが続かず、自己否定を繰り返してしまう」
- 「部下に目標を与えても、自走しない」
こうした課題は、意志の弱さや知識不足が原因ではありません。
本当に必要なのは、思考と行動の“ズレ”を見直し、自然に行動が起こる仕組みをつくることです。
PERSONAL & EXECUTIVE COACHING は、
非認知能力(感情・思考パターン・習慣)に着目し、
脳科学・行動科学・組織心理学の知見をベースに、
「がんばらずに続く行動変容」を支援します。
◆ SMARTゴールとは何か? その強みと限界
SMARTゴールは、欧米を中心に使われる目標設定フレームワークで、以下の5つの要素で構成されています:
項目 | 意味 | 解説 |
---|---|---|
S:Specific(具体的) | 誰が・何を・どこでを明確にする | 目標がぼんやりしていると、行動に落とし込めないため、まずは明確に定義します |
M:Measurable(測定可能) | 数字や定量的な指標で測れるか | 成果を可視化し、進捗を追いやすくするために必要です |
A:Achievable(達成可能) | 現実的に達成できる内容か | 高すぎる目標はモチベーションを下げるため、バランスが重要です |
R:Relevant(関連性がある) | 自分の目的・ビジョンとつながっているか | 目標が納得感を持てる内容でないと、やらされ感が強くなります |
T:Time-bound(期限がある) | いつまでに達成するかが明確か | 時間軸を決めることで、行動の優先順位が明確になります |
この手法は、ビジネス上のプロジェクト管理やKPI設計には非常に有効です。
ただし、感情や動機づけを伴う「人の行動変容」には限界があります。
◆ なぜSMARTゴールだけでは変わらないのか?
行動科学の分野では、人の行動の90%以上は無意識(非認知領域)によって左右されていることが明らかになっています。
とくに日本人においては、以下のような特性が行動に大きく影響を与えています:
■ 日本人に多い「非認知的特性」
- 慎重で失敗回避傾向が強い(自己否定が行動を抑制)
- 周囲との調和を優先する(“本音”より“空気”に従う)
- プレッシャーより安心感で動く(ストレス耐性より共感性が鍵)
これは、心理的傾向に加え、**セロトニントランスポーター遺伝子(5-HTTLPR)**に代表される「感情感受性遺伝子」の保有率にも関連があります。
日本人の約7割がこのS型(Short型)を持ち、リスクや不安に敏感であることが示されています。
こうした傾向を無視し、数値・期限・達成プレッシャーだけで人を動かそうとすることは、
かえって「行動が止まる」「継続できない」「関係性が悪化する」結果を招きます。
◆ PERSONAL & EXECUTIVE COACHINGの特長
個人にも組織にも柔軟に対応
個人セッションから企業研修、リーダー層の育成まで、課題に応じた導入が可能です。
非認知能力にアプローチ
意識・感情・習慣・動機など、目に見えない領域に働きかけ、自然な行動変容を促します。
ビジネス成果につながる設計
一過性で終わらないよう、「再現性」と「定着性」を重視したプログラムを提供します。
◆ 5つのステップ(科学的アプローチに基づくプロセス)
- Awareness|現状の可視化
まずは「自分が今どう感じているか、どう動いているか」に気づくところから始めます。
マインドフルネス的観察や感情の言語化を通じて、行動の“出発点”を明らかにします。 - Acceptance|状態の許容
ポジティブである必要はありません。否定せず、「そう思っている自分」をそのまま受け入れることで、ストレスによる防衛反応が緩みます。 - Release|行動阻害要因の解放
過去の失敗体験・固定観念・過剰なセルフイメージなど、行動を妨げている“無意識のルール”を解除します。 - Consistency|行動と価値観の一貫性確立
目標や方向性が「本来の価値観」とズレていないかを検証。
“自分にとって意味があるか”という問いを通じて、意義ある行動が選ばれるように設計します。 - Integration|習慣化・組織への定着
行動変化を一過性に終わらせず、日常の言動や意思決定にまで自然に浸透させていきます。
この段階では、継続的なフィードバックや環境設計も組み込みます。
◆ 期待できる成果(法人・個人)
法人向け:
- 主体性を持った若手・中堅社員の育成
- 共感型リーダーの行動変容と部下育成力向上
- 離職防止とエンゲージメント向上
- 強制しない目標設計の導入支援
個人向け:
- 自己否定パターンの解消と自信の回復
- 継続的な行動習慣の獲得(運動・健康・学習など)
- キャリアや人生の方向性の再設計
- 達成思考ではなく“納得”から動ける行動設計
◆ 活用している理論と技法
- NLP(神経言語プログラミング)
- アドラー心理学/選択理論心理学
- マインドフルネス(シュリ・プリタジ、クリシュナジ)
- 仏教・東洋哲学
- 催眠療法(ヒプノセラピー)
- 量子力学的視点からの意識アプローチ
- SBT(スーパーブレイントレーニング)など
◆ 導入をご検討中の方へ
- 「まずはトライアルで導入してみたい」
- 「社内のリーダー層に向けて新しいアプローチを探している」
- 「エグゼクティブ向けのコーチングを探している」
このようなご相談を多数いただいています。
詳細は、お気軽にお問い合わせください。