【完全ガイド】生成AIでキャラクターを自由に進化させる方法|事例:ももコロ

「えっ、これAIが描いたの?」

最近、この驚きの声をよく耳にします。

以前までのAIイラストといえば、どこかぎこちなくて、「面白いけれど、やっぱりプロには敵わないよね」という印象が一般的でした。
しかし今、その常識は大きく変わりつつあります。

今回はその進化の可能性を、あるキャラクターを使って実験してみました。
そのキャラクターこそが、岡山発のLINEスタンプ「ももコロ」です。


ももコロとは?

ももコロは、株式会社ニューフロンティアが企画・制作し、LINEスタンプとして販売しているオリジナルキャラクターです。

桃太郎をモチーフに、

  • まんまるの輪郭
  • くるんと結んだ髷(まげ)
  • やさしい表情

といった、どこか懐かしくて愛らしいデザインが特徴。
日常会話で使いやすいスタンプとして、世代を問わず多くの方に親しまれています。


シンプルなももコロが、一瞬で“プレミアム”に進化

今回はこのももコロに画像生成AIを活用し、「プレミアム版」を制作してみました。

結果は驚くべきものでした。
金色の背景、潤んだ瞳、繊細な刺繍、豪華な衣装──まるで異世界から来た“高貴なももコロ”が完成したのです。

※ちなみに、進化の代償として「手に持っていたきびだんご」が犠牲になりました(笑)

さらに、ドラゴンボール風バージョンやジブリ風バージョンなど、バリエーションも簡単に生成することができました。


誰でも使えるAIで、ここまでできる

使ったのは、特別なソフトでも、高度なスキルでもありません。

ただの画像生成AIに、
「豪華に」「金色」「高貴」「和風」「桃太郎風」
といったキーワードを入力しただけです。

それだけで、まるでプロのイラストレーターが何十時間もかけて描いたような作品が、数秒で完成しました。


しかも自由に、何パターンも作れる

生成AIのすごさは、「1枚描いて終わり」ではないこと。

例えば:

  • 季節に合わせて衣装チェンジ
  • 表情のバリエーション展開
  • 背景の変更(お城・自然・未来都市…)
  • 絵本風・アニメ調・水彩画風への変換

など、まるで“ひとりで何百人分のアイデアを持つチーム”がいるかのように、無限にアイデアが形になります。


「AIが仕事を奪う」は本当か?

生成AIの登場によって、「クリエイターの仕事がなくなるのでは?」という不安の声もあります。

しかし、実際にはその逆です。
今、多くのプロクリエイターたちが、生成AIを“下絵づくり”や“アイデア出し”の強力なツールとして活用しています。

  • 大量の案を高速で出せる
  • 比較・検討がしやすい
  • 最終仕上げは人の手で

つまり、AIは「代わりに描く」のではなく、
「表現のスタートを爆速で切る」ための味方なのです。


ももコロの未来は、もっと広がっていく

今回のAI実験により、「ももコロ」は次のような展開の可能性を見せてくれました。

  • NFTとしてコレクティブル展開
  • 絵本やアニメの主人公として活用
  • 商品パッケージや広告ビジュアルへの応用
  • 海外展開も視野に入るプロモーション展開

たった1キャラクターが、AIとともに“どこへでも行ける存在”へと進化しているのです。


一番すごいのは「誰でも使える」ということ

生成AIの最大の革命は、「誰でも使える」点にあります。

  • デザイン経験がなくても
  • 絵が描けなくても
  • アイデアさえあれば

スマホ1台、パソコン1台あれば、
あなたの頭の中にある世界を、そのまま“画像”としてカタチにできる時代。

ももコロの変化は、その象徴です。


可能性を描くのは、AIではなく“あなた”

「描けないから諦める」時代は、もう終わりです。
これからは「描きたいからAIと一緒に創る」時代。

ももコロは、ただのキャラクターではありません。
「誰もが、自分の世界を広げられる」ことを教えてくれる、進化のシンボルなのです。

あなたの中にも、きっと眠っているはずです。

まだ見ぬ物語。まだ形になっていないキャラクター。

描くのは、AIではない。
描くのは、**あなた自身の“可能性”**です。


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