【体験記】奇跡は、思考の外側からやってくる

〜10kg減の裏にあった、出雲と“引き寄せの偶然”〜


■ きっかけは、友人とのダイエット勝負だった

2024年の2月。まだ肌寒い時期、ある日ふとした会話から、友人と「ダイエット勝負」をすることになった。

その場のノリで交わされた勝負だったけれど、私は本気で目標を立てた。

66kgまで落とす。

このときの体重は74.3kg。
少し努力すればなんとかなる数字ではなかった。
普通に考えれば、2ヶ月で8kg以上の減量は簡単じゃない。

けれど、なぜかできる気がしていた。
そして、その感覚の通り、物語は静かに動き始めていた。


■ 数か月前に聞いた話は、頭の片隅に眠っていた

実は数か月前、フットサル仲間との何気ない会話の中で、あるクリニックの話を聞いていた。

「島根にね、痩せる漢方で有名なクリニックがあるんだよ」
「全国から予約が来てて、2年待ちって噂」
「そこでもらうお茶が本当に効くらしい」

名前は──斐川中央クリニック
聞いたときは「へぇ、そんなのあるんだ」と思いながらも、あまりに現実離れしていて、すぐに忘れてしまった。

まさか、その忘れていた話が、数ヶ月後に自分の人生と再び交差するとは思いもしなかった。


■ 妻からのLINEで、全てが動き出す

2月13日。妻から一通のLINEが届いた。

「斐川中央クリニックって知ってる?」

その瞬間、過去の記憶が鮮明に蘇った。

「…あのときの話だ」

思わずネットで検索して、公式サイトを開いてみる。

すると──

“今週末の土曜日”に空きがある。

目を疑った。
あの“予約2年待ち”のクリニックに、まさかの空き枠。
しかも、今まさに探していたタイミングで。

私は直感的に思った。

「これは、行けという“サイン”だ」


■ もうひとつ、出雲に惹かれていた理由

実は、その頃もう一つ“出雲”に惹かれていた理由があった。

ちょうどその前に、ある一冊の本を読んでいたのだ。

『あなたの守護神がわかる!神様占い』

神話や神社にまつわることが好きな私にとって、その本はとても興味深く、夢中で読み進めた。

そして、自分の守護神が「出雲の神様」であることがわかった。
「一度、お参りに行かなければ」と心の中に残っていた。

出雲に行くことは、ずっと気になっていたことの一つでもあったのだ。


■ 雪の出雲へ──スタッドレスなしの命がけドライブ

けれど問題が一つあった。
その日は、大雪の予報だった。

しかも、私の車はスタッドレスタイヤを履いていない。
通常なら断念するべき天候。だが、どうしても行きたかった。

斐川中央クリニックと、守護神へのご挨拶。
このタイミングを逃してはいけない、そんな気がした。

雪の山道を慎重に進みながら、心は不思議と落ち着いていた。


■ 自分だけの“漢方のお茶”と出会う

斐川中央クリニックに到着し、丁寧なカウンセリングを受ける。

ここでは、患者一人ひとりの体質に合わせて漢方を処方してくれる。
不眠傾向や胃腸の強さ、ストレス状態など、細かく体の状態を見た上で、その人に合った“痩せるお茶”を選んでくれるのだ。

出された漢方は、まさに自分に合っていると感じた。
これは「成分の話」ではなく、「直感として」そう思った。

あのとき、数か月前にフットサル仲間が言っていた“奇跡のお茶”。
それが、今、目の前にある。


■ そして──2ヶ月で10kg減を達成

1月20日時点:75.6kg
2月:74.3kg(ダイエットバトル開始)
3月末:65.9kg

信じられないような結果が、現実として起きた。

極端な断食も過剰な運動もしていない。
漢方を飲み、生活を整え、「心地よく痩せていく」そんな体験だった。


■ 奇跡は、思考の外側で起きている

この経験を通して、心から感じたことがある。

それは、

「奇跡は、思考の外側で起きる」

ということ。

私は最初から「斐川中央クリニックに行って痩せる」と決めていたわけではない。
むしろ、その方法は忘れていた。

だけど、「66kgまで落とす」という結果だけは明確に決めていた。
手段は決めていない。でも、結果は強く意図した。

そして、気づけば最適なルートが現れていた。


■ 方法を探すより、まず“心の状態”を整える

私たちは目標を立てたとき、「どうやって?」とすぐに考えてしまう。

でも、今回の経験を通して学んだのは、

  • 方法はあとからやってくる
  • チャンスは予想の外から届く
  • 心が整っていると、それを受け取れる

ということ。


■ 出雲の空の下で、感謝と深呼吸を

斐川中央クリニックをあとにし、せっかくだから出雲大社へ向かった。

冷たい空気のなか、静かに神様に手を合わせた。

「ここに来られて、ありがとうございます」

痩せるためだけじゃない。
私は今、自分自身と深くつながる旅の中にいる。

あの漢方のお茶も、斐川中央クリニックも、出雲の空も──
すべては、“思考の外”から届いた贈り物だった。


■ まとめ:変化の鍵は、目に見えない場所にある

本気で変わりたいと願ったとき、
私たちがすべきことは「方法探し」ではないのかもしれない。

大切なのは、まず

  • ゴールを心で決めること
  • 心と体の状態を整えること
  • 思考を超えた“偶然”を信じて委ねること

私が体験したように、
思いもよらぬ方法が、まるで用意されていたかのように現れることがある。

もし今、変わりたいと思っている人がいたら、
ぜひ「決めること」から始めてみてください。

奇跡は、きっとそこから動き出します。